ジュニパーネットワークス、AIドリブンスイッチの新製品とAIOps機能の強化を発表

Mist AIがアクセスレイヤースイッチに容易さと柔軟性をもたらし、AP の自動配置/指向性によりワイヤレス導入コストを削減。Marvis仮想ネットワークアシスタントがさらなるインサイトとアクションを提供

ジュニパーネットワークス(本社:カリフォルニア州サニーベール、NYSE: JNPR)は本日、エンタープライズグレードの有線アクセススイッチの新製品「EX4100」を発表しました。本製品は、最新のマイクロサービスクラウドとMist AIを活用し、キャンパスファブリックアーキテクチャを含むアクセスレイヤースイッチの環境において、卓越した性能、使いやすさ、柔軟性、セキュリティを提供します。さらに、Wired Assurance、Wireless Assurance、AIドリブンインサイトを提供する「Marvis」の強化により、アクセスポイント(AP) の自動配置/指向性 の検証と、新たに規定されたアクションにより一般的なMicrosoftクライアント、DHCP、有線認証の問題を解決し、無線ネットワークの運用コストを削減するとともに、ユーザーエクスペリエンスを最大化します。

クラウドとAIに対応した エンタープライズグレードのアクセススイッチ「EX4100」

ジュニパーネットワークスのEXスイッチポートフォリオに新たに追加された「EX4100」は、優れた性能、帯域幅、ポート密度などの主要機能を、企業のキャンパス/ブランチに提供します。昨年発表した「EX4400」と同様に、クラウドネイティブな運用でシンプルさと拡張性を最適化し、業界最高水準のAIOpsで優れたユーザーおよびIT体験を実現します。例えば、Mist AIはゼロタッチプロビジョニングと自動化ワークフローにより導入時間を短縮し、フルスタックにおけるイベントの相関、プロアクティブな異常検知、自律型のネットワークアクションにより迅速なトラブルシューティングを実現します。また、ディストリビューションレイヤーとアクセスレイヤーに広がるEVPN-VXLANネットワークファブリックのシームレスな設計を可能にし、MACsec AES256やグループベースポリシー(GBP)を用いた標準ベースのマイクロセグメンテーションなどのセキュリティ機能を提供することで、IoTデバイスのニーズに対応します。さらに、一部の「EX4100」はパワーオーバーイーサネット(PoE++ 、802.3bt)に対応しており、Wi-Fi 6Eへの移行にも最適です。

ジュニパーAP の自動配置/指向性

多くの企業は、WLAN導入時に無線アクセスポイント(AP)を正確に配置するのに苦労しています。この問題を解決するため、Juniper MistはEkahauやiBwaveなどのツールからワンクリックでフロアプランの取り込みを可能にします。さらに、APの配置や向きを計画と照らし合わせて自動的に検証し、配置ミスのあるAPを迅速かつ簡単に修正します。これは、特許取得済みのvBLE(バーチャルBluetooth LE)アンテナアレイ、チャネル情報と802.11mc FTM/RTTを活用した特許出願中のアルゴリズムを利用したWireless Assuranceによって実現しています。このサービスでは、Mist AP(Wi-Fi 6、6E)が計算で示されたAPペア間の距離に基づいて地図上に自動的に配置され、Juniper Mistのダッシュボードで自動位置合わせが行われることで、導入時のミスを防ぎます。また、GPS などを使わずにMist APの配置を迅速かつ正確に検証することで、AP導入の大幅な簡素化とWLAN導入コストを可能にします。

「Marvis」の新たなAIOpsアクションがクライアントとネットワークのインサイトを提供

ジュニパーネットワークスは、AIドリブン仮想ネットワークアシスタント「Marvis」に複数の新機能を追加し、有線/無線ドメインにおけるトラブルシューティングとインサイトを向上します。これには、すでにリリースしているAndroid Marvis Clientに加え、Windows OS搭載デバイスにインストールしてクライアントの視点から情報とネットワークの可視化を強化する「Marvis Windows Client」が含まれています。その情報はMist AIに送られ、「Marvis」が実行可能な提案を行うことでユーザーの問題を修正します。また、オーバーレイセンサーを必要としないため、ハードウェアやソフトウェアを追加することなくクライアントサイドのデータの取得が可能になります。さらに、Juniper Mist Wired Assurance サービスはこのたび、DHCPの不具合の原因(サーバー、VLAN、またはクライアント)を正確に突き止め是正するためのインサイトに加えて、クライアント側の問題で有線デバイスの認証に連続して失敗したユーザーとデバイスを管理者が特定できる新たな有線認証アクションも提供できるようになりました。

ジュニパーネットワークスは、一貫した製品イノベーションにより、幅広い業種において世界中のお客様とパートナーを支援することで、「エクスペリエンスファーストネットワーキング」 のビジョンの実現に取り組んでいます。ジュニパーネットワークスは、ガートナー社の2021年度版「Magic Quadrant for Enterprise Wired and Wireless LAN Infrastructure (エンタープライズ向け有線/無線LANインフラストラクチャ分野のマジック・クアドラント)」において、「ビジョンの完全性」と「実行能力」が全ベンダーの中で最も高く評価され、「リーダー」に選出されています。また、ガートナー社の2022年度版「Magic Quadrant for Indoor Location Services(屋内位置情報サービスのマジック・クアドラント)」においても、「ビジョンの完全性」で最も高く評価され、リーダーに選出されています。

参考資料: 

ジュニパーネットワークスについて

ジュニパーネットワークスは、ネットワーク運用の大幅な簡素化とエンドユーザーのエクスペリエンス向上に注力しています。当社のソリューションは業界をリードするインサイト、自動化、セキュリティ、AIを提供し、真のビジネス成果をもたらします。人々のつながりを強化することにより、福祉、持続可能性、平等性といった世界的な課題を解決できると確信しています。ジュニパーネットワークスに関する詳細な情報は、以下をご覧ください。http://www.juniper.net/jp/TwitterFacebookYouTubeJ-Net(最新情報提供サイト)

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