ラジ・ヤバタカーとのBeyond Labsに関する対談
ACGリサーチCEOであるレイ・モタと、ジュニパーネットワークスのCTOであるラジ・ヤバタカーが、Juniper Beyond Labsがどのようにしてさまざまな分野の技術革新を活用し、業界変革を推進するのかについて対談します。
Juniper Beyond Labs
Juniper Beyond Labsは、エクスペリエンスファーストネットワーキングのためのイノベーションハブです。ジュニパーのグローバルなリサーチ/エンジニアリングチームが、エコシステムパートナーと協力して、この業界が直面する最難関課題を解決するためのテクノロジーに取り組んでいます。
プロジェクトは、クライアントからクラウドまで、そしてシリコンからソフトウェアまでのネットワーキング分野全体に及びます。俊敏性と効率性に優れたインフラストラクチャ、AIドリブンな自動化、ネットワーク認識型のセキュリティ、エンドツーエンドのサービスアシュアランスを通じて、ユーザー、運用者、デバイスのエクスペリエンスを改善することで、複雑化するデジタル変革に対応するためのイノベーションを推進しています。
Juniper Beyond Labs: ビジョン
Juniper Beyond Labsとは？
Juniper Beyond Labs: はじめに
ネットワークエクスペリエンスの変革
ジュニパーはかねてより、コネクテッドエクスペリエンスを強化することに献身的に取り組んできました。持続可能な成長、運用の簡素化、操作性の向上など、目的は多岐にわたりますが、当社の研究は常に、当社のネットワークでつながるコミュニティにいるユーザーの生活を強化することに焦点を当てています。
Juniper Beyond Labsのフレームワーク
先駆的プロジェクト
ジュニパーのテクノロジーイノベーターとエコシステムパートナーは、シリコン開発、ネットワーク自動化、アクティブアシュアランス、セキュリティ、ディスアグリゲーション、クラウド化、AIなど、数多くの取り組みを共同で推進しています。これらのプロジェクトはすべて、ネットワーク運用者とエンドユーザーのエクスペリエンスを改善することを目的としています。
PoCデモ
ジュニパーの先駆的プロジェクトにおけるイノベーションとその潜在的メリットを当社のお客様とパートナーが実際のネットワークユースケースにおいて体験するためのデモを提供しています。
Juniper Beyond Labsのハブ
カリフォルニア州サニーベール、マサチューセッツ州ウェストフォード、バンガロール（インド）にあるエグゼクティブブリーフィングセンターで、Juniper Beyond Labsをご体験いただけます。Juniper Beyond Labsの研究内容、パートナーエコシステム、およびイノベーターによって現在進行中の画期的な取り組みの数々についてご紹介する各種ビデオ、チュートリアル、デモ、キオスクなどのマルチメディアをご覧ください。
エコシステムの強み
Juniper Beyond Labsでは、業界最高峰の人材が、エコシステム全体にわたって協力して取り組んでいます。このコラボレーションを通じて構築および提供するソリューションにより、お客様は卓越したオープン性、インテリジェンス、自動化、持続可能性を通じて、ネットワークを設計、展開、管理できます。
当社の研究の原動力
企業のIT部門やクラウド/ネットワークサービスプロバイダのネットワーク運用者は、主に3つの課題に直面しています。尽きることのない成長に追随すること、ネットワーク運用の複雑化に対応すること、そして完璧な接続性を提供することです。エクスペリエンスに焦点を当てたJuniper Beyond Labsの先進的な研究により、ネットワーク運用者はこの3つの課題に対応できるようになります。
このような課題に対応してより優れた接続エクスペリエンスを推進するための、革新的かつ先駆的プロジェクトについてご覧ください。
RANインテリジェントコントローラー（RIC）
オープンで相互運用可能なRANインテリジェントコントローラー（RIC）プラットフォームは、5GのOpen RANエコシステムにおけるパートナー間の統合を促進します。ジュニパーとサードパーティのrApps/xAppsの両方を搭載し、新しいモビリティビジネスモデルの実現、サービスエクスペリエンスのパーソナライズ、CapEx（資本的支出）とOpEx（運用コスト）の最適化をサポートします。
Open RAN SMO
Open RANサービス管理とオーケストレーション（SMO）ソリューションは、RAN、トランスポート、コアの各ネットワークで所定のSLA（サービスレベル合意）をサポートし、エンドツーエンドのネットワークスライシングを実現するように構築されています。この先駆的プロジェクトは、マルチクラウド、マルチドメイン、マルチテナントの導入モデルをサポートし、Open RAN SMOの要件を満たし、Open RANインターフェイスと3GPPネットワークスライシング管理機能をサポートします。
ジュニパーのクラウドネイティブルーティング
ジュニパーのクラウドネイティブルーティングプロジェクトでは、コンテナの経済性と運用効率性を最大限活用しつつ、5Gを展開するサービスプロバイダが必要とする柔軟性を提供しています。Cloud-Native Routerはソフトウェアベースのルーターでは、ジュニパーの定評のあるルーティングテクノロジーに加え、cRPDとContrail DPDK vRouterフォワーディングプレーンがKubernetesに実装されており、Kubernetes CNI（コンテナネットワークインターフェイス）フレームワークに効率的かつシームレスに統合されます。
Cloud Connect as a Service
このプロジェクトは、クラウドネットワークの接続性とセキュリティの簡素化を目的としています。Cloud Connect as a Serviceにより、ハイブリッドクラウドとマルチクラウドのネットワークおよびセキュリティインフラストラクチャをオーケストレーションすることで、完全統合型のネットワークおよびセキュリティスタックを通じて、パブリッククラウド、コロケーションサイト、オンプレミスのデータセンター間など、広範囲にわたってアプリケーションを接続できます。
耐量子MACsec
QKD（量子鍵配送）は、暗号キーを安全に配送してインターネットトラフィックを保護するための、量子力学に基づくテクノロジーです。QKDの利点は、量子力学を用いることでセキュリティを明確に強化できる点です。QKDを用いてMACsecベースのVPNトラフィックのセキュリティを保護することのメリットを実証するために、Deutsche Telekom、ID Quantique（IDQ）、ジュニパーの3社は、耐量子MACsec実装のPoCを開発しました。
