Customer Success Story
提供
優れた接続性に対する学生と教員の期待
拡張性
高密度モバイルおよびIoT環境に求められるスループットと電力需要を満たすようにネットワークを拡張
育成
互いにつながり、協力し合う今日の学生のためのデジタル学習環境
「組織としての能力は、ネットワークによって決まります」と、モンローにあるルイジアナ大学でCIOを務めるトム・フーバー氏は述べています。「当社のネットワークは、学術的にも管理的にもキャンパスで行っているすべてにおいて不可欠な存在です」
「学生の期待は極めて高いものです」と、モンローにあるルイジアナ大学のIT担当ディレクターであるチャンス・エピネット氏は述べています。「ネットワークがなぜ機能しないのか分からない、というのが学生の考え方です」
今日の大学生は、社会での相互のやり取りが頻繁にデジタル形式でおこなわれるデジタル世界で育ちました。長年にわたってスマートフォンを使用しており、常時繋がった、興味をそそられるコラボレーション学習を期待しています。
フーバー氏は、20年近くにわたり高等教育のIT部門に携わっており、学習のデジタル変革を目の当たりにしてきました。「入学する学生のほとんどは、他の世界を知りません」と、フーバー氏は述べています。「ペンや紙ではなく、ノートパソコンやタブレットを使ってメモを取ります」
学生のテクノロジーを使用する習慣によって、高等教育全体でも変化が推進されています。フーバー氏は、「これらの期待に応えるために、常にネットワークを改善する必要があります。更新されるのに5~7年も待つことはもうできません。2、3年ごとにネットワークを向上させる必要があります」と述べています。
本校では、エッジネットワークにジュニパーのEX4300イーサネットスイッチを使用しています。Power over Ethernet Plus(PoE++)とメディアアクセス制御セキュリティ(MACsec)向けに設計された高性能エッジスイッチであるマルチギガビットEX4300イーサネットスイッチは、マルチギガビットの速度とより大規模な電力接続を必要とする、高密度IP電話、監視カメラ、無線アクセスポイントをサポートするのに理想的です。「すべての通信設備に1つずつ設置しています」と、エプピネット氏は述べています。
「堅牢なインフラストラクチャがなければ、キャンパス外でサービスを提供することはできません」と、フーバー氏は述べています。「当社の運用には、ネットワークが不可欠です」
本キャンパスから数マイル離れたところにある薬局キャンパスは、大学のファイバーネットワークに接続されています。薬局の学生は、バトンルージュとシュリーブポートで臨床ローテーションを実施しており、本校ではルイジアナ光学ネットワークインフラストラクチャ(LONI)と提携して、ジュニパーの機器との高速接続を提供しています。
ULMでは、ファイバー集約用の高密度、高性能プラットフォームであるジュニパーのQFX5100スイッチを使用しています。QFX5100スイッチは、高可用性データセンター運用向けに設計されており、冗長化されたバーチャルシャーシファブリックで構成されています。またULMでは、エッジルーティング、リモートキャンパス、インターネット接続に、ジュニパーのSRXシリーズサービスゲートウェイを使用しています。SRXシリーズファイアウォールが、拡張性と耐障害性に優れたプラットフォームで高性能セキュリティを実現する一方で、LONIがInternet2接続と、ルイジアナ州内外の高性能コンピューティングやその他の大学へのアクセスを提供します。
「ジュニパーのネットワークから生徒一人ひとりにリソースが提供され、学生は可能な限り最高の教育を受けることができます」と、エプピネット氏は述べています。
テクノロジーは、今日のデジタル世代にとって競争力のある差別化要因となります。「学生を獲得しようと大学は争っていますが、学生は大学を選ぶ際、テクノロジーなどの面を考慮に入れることがわかっています。ジュニパーのネットワークは、競争上のメリットをもたらします」とフーバー氏は説明しています。
ジュニパーのネットワークにより、ルイジアナ大学はユーザー、デバイス、アプリケーション、そしてキャンパス自体の将来の成長に対応できるようになりました。新しいコアは、計画されている寄宿舎のニーズにも簡単に対応できます。
2019年6月公開