Raffeisen Informatikは、ネットワーク自動化でデジタルバンキングを加速させます

Raiffeisen Informatik(R-IT)は、50 年以上にわたり、金融および保険サービスプロバイダ向けのIT能力のサービスを中心に、専門的なITサービスを提供しています。デジタル変革と革新的なソリューションの使用には、最高の品質とセキュリティ基準が不可欠です。Raiffeisen Informatikの幅広いポートフォリオは、増大するビジネス需要に見事に対応しています。経験豊富なデータセンター事業者として成功するためには、最高のサービス可用性、フェイルセーフのインフラストラクチャ、ソリューション指向で俊敏な企業文化が不可欠です。

データセンターのネットワーク自動化は、オーストリアのITサービスプロバイダであるRaiffeisen Informatikが、銀行や保険会社のお客様に対してさらなる貢献ができるようサポートします。

Raiffeisen Informatikは、デジタル イノベーションと持続可能な金融慣行を推し進め、カスタマーエクスペリエンスの向上と運用の迅速化を目指しています。

銀行および保険のお客様向けの総合ITサービスプロバイダであるRaiffeisen Informatikは、ビジネスの俊敏性を向上させるため、ジュニパーによってデータセンターのネットワークを最新化しました。

概要


会社名 Raiffeisen Informatik
業界 テクノロジー
使用製品 Juniper ApstraQFX5120QFX5210
地域 EMEA
Raiffeisen Informatik 画像
お客様企業の導入事例の概要

データセンターファブリックの導入の迅速化

サービス提供地域を拡大しながら、チーム規模を維持

複雑な問題を解決し、ヒューマンエラーを回避

今まで経験したことのないインサイトと情報を得る

課題

データセンターファブリック管理について考え方を変える

Raffeisen Informatikは、ソフトウェア定義のデータセンターがあれば、銀行のクライアントの動的ニーズをサポートするための強力な基盤となるであろうことを認識していました。その俊敏性は、自動化と連携し、規模を拡大した運用を簡素化します。

また、自動化は、ITの人材不足による困難を軽減します。

「ネットワーク自動化の主な推進力は人材でした。」Raiffeisen InformatikのITアーキテクトである アーネスト・アルトバート氏は述べています。「経験豊富なネットワークエンジニアはますます少なくなっており、不足を緩和するためには、可能な限り自動化を最大限に導入するのが当然の方法です」

Raiffeisen Informatikは、インテントベースネットワーク設計および運用に移行し、その結果を継続的に検証することで、お客様のデジタルバンキングおよび保険ソリューションの規模を拡張できます。

Raiffeisen Informatik Challenge
ソリューション

サービスを拡張するためインテントベースネットワークに移行

Juniper Apstraの導入により、Raiffeisen Informatikは、インテントベースネットワークの設計および運用に移行することができました。

Juniper Apstraは、Raiffeisen Informatikのデータセンターネットワークの設計、導入、運用を自動化し、俊敏性と効率性を向上させます。ITチームは、求める結果を出すことから始め、Apstraソフトウェアにファブリックを設定しました。Raiffeisen Informatikは、Underlay Networkにジュニパー QFXシリーズスイッチを採用し、ハイスループット、拡張性、およびJunos OSのオープンなプログラマビリティを提供します。

「最初は、熟練したネットワーク管理者は、自動化について少し懐疑的でした。」と アルトバート氏 。「しかし、EVPN/VXLANファブリックの耐障害性と拡張性を実現するために、パラメーター数を視覚化したとき、管理を完全に自動化する必要があることを認識しました。」

Apstraは、状況が変化しても、ファブリックが意図(インテント)したとおりに動作していることを、常に保証します。Apstraは、電圧低下や予想される結果からの逸脱をオペレーションチームに警告し、解決までの時間を短縮し、運用効率を向上させます。

Raiffeisen Informatik Solution
成果

お客様のニーズに対応するための俊敏性と効率性の向上

Raiffeisen Informatikは、カスタマーエクスペリエンスの向上、運用効率の向上、持続可能な財務構想の支援を目的としたデジタル変革を考えています。

ジュニパーにより、Raiffeisen Informatikは、データセンターのファブリックを継続的に変更および最適化することで、俊敏性に優れたネットワークインフラストラクチャサービスを迅速に提供し、ノンストップの運用とビジネスの成長をサポートします。

データセンターのファブリック管理を自動化することで、ITスタッフは時間のかかる手作業から解放されるだけでなく、戦略的な業務により集中できるようになり、競争の激しい市場において技術人材の引き込みと維持のための鍵となります。

Apstraは、マルチベンダーソリューションとして、オープンアーキテクチャの柔軟性に対するRaiffeisen Informatikの優先度に適合します。

「データセンターのリフレッシュ化の目的の1つは、ベンダーから独立した形式にすることでした。」と アルトバート氏。「しかし、ジュニパーのスイッチングにApstraを追加することが完璧にマッチすると判明し、戦略を変更しました」

Raiffeisen Informatik Outcome
「Juniper Apstraにより、データセンターファブリックの設計、導入、および運用の各面を自動化することで、より小規模なITチームでもお客様のニーズにより迅速に対応できるようになりました。」
アーネスト・アルトバート氏 Raiffeisen InformatikのIT アーキテクト

2022年3月発行